コロナウイルスの感染拡大に伴い問題となっていた「他県ナンバーへの煽り運転問題」。同時に賛否が分かれていた「G O T Oトラベル」に対して何かできることはないかとかんがえました。「県内在住ステッカー」を目にしましたが、利便性と同時に仕事などで訪れている方への差別を助長してしまう側面があると感じました。また、G O T Oトラベルに関しても感染への恐怖心と経済活動の再開への要望の両面があると知り、感染予防と岩手県の魅力を同時に発信できないかと考えました。
疫病退散で話題のアマビエを岩手県の名産品とコラボさせることでキャラクターがもつ親しみやすさを活かし感染予防を啓蒙。「排除」から「正しく恐れる」方向へとシフトさせる事を意識しました。そうする事で経済活動と感染予防のダブルスタンダードが実現出来るのではないかと考えます。強い力で抑圧せずとも、鋭い言葉を用いずとも社会を動かすことができるのがデザインであり、その原点はソフトパワーであるべきではないかと考えました。なおこのステッカーは奥州市観光協会様の協力のもと、道の駅や系列の施設で。奥州市からも発注を頂き市庁舎内、各企業様に賛同をいただき高速のS A・結婚式場や飲食店様などで販売されております。
JR様からもご要望があり三密を啓蒙するポスターを作成しました。
盛岡駅をはじめ水沢江刺駅などにも掲示されております。

You may also like

Back to Top