4月上旬政府からの自粛要請が出てなお、繁華街で遊ぶ若者のインタビューを目にしました。「体力に自信があるから大丈夫」と過信する者や、活動自粛事態を知らない人もいました。しかしそれは必要な人に、必要な情報が届いていない事の現れだと感じ、今学んでいるデザインを活かし、高校生の自分に何ができるか?を模索しました。そこでデザインの授業で取り組んでいたピクトグラムを活用し「感染させるリスク」に着目したポスターを作成しました。自分は大丈夫と言う発想ではなく「自分が感染させてしまう人の中には、高齢者や既往症のある方など重症化のリスクが高い人がいる」という事を表現しました。このような未曾有の国難に直面した時こそ、他者を思いやることが当たり前の社会になって欲しい。との思いをソーシャルディスタンスを取りながら全体を一つの輪にすることで伝えられたらと考えました。また、誰もが一目で行動変容を起こせるように、ユニバーサルデザインを心掛けました。家業が看板屋の為、私のデザインをすぐにポスター化することができ、直接市役所や、岩手県庁、東京都、厚生労働省にも電話や手紙・メールでコンタクトを取りました。 
岩手県・奥州市・矢巾町・J R様々な企業様から要望をいただき、合計260枚を掲示していただくことができました。また、今回の活動を通し、市章・町章を使用するための著作物の使用手続き等、自ら役場へ赴きポスター化する際のプロセスを学ぶ事ができました。

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